飛行機雲

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たくさんのことに追いかけられて自分は

出来ないと思い込んでいたことが

ある。誰かのせいにして何も出来ないと

勝手に嘆いてたことばかりです。

にごっていると思っていたけれど、にごっている

ように見ていたのは自分だったのだと少し

分かった気がします。

時間がないのなら作れば良い。ここ数ヶ月思って

いたことです。しかし、自分はどこまで行けるか

という初歩的な不安が足かせになっていたように

思います。ただ、今という時間は今しかないから、

進んでいく道は、自分で選んだみちなのだからと

飛行機雲を見上げながら思いました。  

飛行機を見つけると、指をさして追いかけていた

幼少時代が懐かしいです。

小さすぎて最近は見えないことが多いのですが、

飛行機雲はしっかり確認できます。

自由はたくさん溢れているけれど、その上に

責任があるからそんなに自由に行動は出来ません。

ショックなことはたくさんありますが、空を見上げると

昔の何も考えていなかったことを思い出し、少しだけ

気持ちが楽になります。

  

世の中便利なものがたくさん発明されて、

人が行動したり直接作ったりするものが減っている

ように思えます。

だからこそ、自動ではなく手動のものを見かけたりすると

便利と自分での主体性を考えたりします。

自分でどこまで出来るだろうかなんてことを想像すると

時間があるときならどこまでも頑張りたいとは思うものの

やはり時間がないことのほうが圧倒的に多いので

難しいのかもしれないと断念してしまいます。

いつまでも自分では何でも出来ると思っていますが

機械に頼らざるをえない生活の早さに少しめまいが

してしまいました。